中晩生系ヒラタケ種菌のオガ菌（のこくず菌）です。駒菌（タネ駒）ではありませんのでご注意下さい。
ヒラタケは古くから栽培されているキノコです。
一般にシメジと呼ばれていましたが、ホンシメジやブナシメジなどとは別の種類のキノコです。
これらのキノコを正しい名称で販売するよう『きのこ販売名称の適正化について』の指導（林野庁）があり、
現在では単に「しめじ」とだけ表示されている商品や売場の札は、ほとんど見なくなりました。
普通原木栽培は、椎茸オガ菌の場合に準じて植菌して下さい。
伏せ込み方法は地伏せが一般的です。
※種菌以外に下記の用品が必要です。
■専用のキリ先 ■菌栓または封蝋 ■移植棒（あれば便利）
短原木による断面栽培（平塗り法、サンドイッチ法）には菌栓や封蝋は要りません。
断面栽培の植菌ではオガクズや米糠で混合種菌を作って植菌するのが一般的ですが、
原木が少ない場合は、混合種菌を作らず本品をそのままご使用下さい。
◎ヒラタケは、気温が１８℃を下回るようになる頃から発生が始まります。
原木栽培の植菌適期は２〜４月頃、また菌床栽培は基本的には一年中植菌可能です。
キノコ栽培目的以外に、クワガタ幼虫飼育の菌床作成用にも人気があります。
