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成型駒とはオガ菌をシート状のパックに詰め、スチロールの菌栓を付けて駒の形に成型加工した種菌です。
オガ菌の繁殖の良さと駒菌の手軽さを兼ね備えています。
植菌は植菌穴に差し込むだけでヒラタケ菌の植え付けと同時に穴蓋が完了します。
１シートの駒数は４６０個で、原木１本当たり約30カ所に穴明けをすると本品１枚で約15本の原木に植菌することが出来ます。
（10cm×１ｍの原木１本当たり20〜30ヵ所が標準です。）

《作業手順》
１．原木にドリルで直径１２．７ミリの穴を明けて下さい。
２．上記で明けた植菌穴に成型駒を差し込みます。

【品種の説明】
中晩生系の平茸です。ホダ化が順調なら植菌年の秋に自然発生します。
気温が１８℃を下回るようになる頃から発生が始まります。

※ヒラタケは古くから栽培されているキノコです。
一般にシメジと呼ばれていましたが、ホンシメジやブナシメジなどとは別の種類のキノコです。
これらのキノコを正しい名称で販売するよう『きのこ販売名称の適正化について』の指導（林野庁）があり、
現在では単に「しめじ」とだけ表示されている商品や売場の札は、ほとんど見なくなりました。

成型駒を原木に植菌するためには下記の用品資材をご準備下さい。
■平茸に適した原木　■専用のキリ先(12.7mm)　■木工用の電気ドリル